根岸・駒込、落語の舞台をめぐるデート

根岸、駒込と言えば、いくつもの落語の舞台になったところです。そんな江戸情緒のあふれる街を、江戸っ子目線でたどって見るデートコースです。冬場ですと、ライトアップもみられて、さらに素敵な思い出になります。

江戸と言えば、落語の舞台の街です。そのなかでも、根岸や駒込は、多くの落語の舞台となってきました。江戸の情緒が残る街を歩きながら、江戸時代の庶民の生活にも思いをはせてみるのはいかがでしょうか。

13：30

鴬谷駅北口で待ち合わせ

JR山手線の鴬谷駅の北口改札で待ち合わせます。なかなか地元に住む人でなければ、普段は使わない駅ですので、ちょっと緊張してしまうかもしれません。あんまり緊張しないためにも、男性の方はちょっと早めに来て、女性を待たせないようにして下さいね。

https://ja.wikipedia.org

13：35

「笹乃雪」で遅めのランチ

東京で一番有名なお豆腐屋さんともいわれる創業320年の老舗、「笹乃雪」でちょっと遅めのランチを頂きます。鴬谷駅から徒歩2分と、とっても近いこのお店では、現在でも落語会もよく開かれており、落語を愛した正岡子規も通いました。落語に何かと縁深いこちらの、ランチ限定のお膳（2,200円）が軽くて、遅めのランチにはちょうどよさそうです。

http://www.sasanoyuki.com

15：00

入谷鬼子母神を拝観

落語の駄洒落、「恐れ入谷の鬼子母神」で、おなじみの入谷鬼子母神を散策します。笹乃雪からも徒歩で5分もかかりません。入谷鬼子母神は通称で、正しくは真源寺といいます。鬼子母神とは、もともとは子どもを食べてしまう悪鬼でしたが、お釈迦さまに改心させられ、以後、慈母として安産や子育ての髪として信仰されるようになった神様です。

Hajime NAKANO-Iriya Kisimojin 入谷鬼子母神

16：00

六義園を散策

JR山手線「鴬谷」駅から「駒込」駅へ移動します。駒込駅で下車、徒歩7分で、「六義園」に着きます。六義園は、1695年に江戸第5代将軍・徳川綱吉から柳沢吉保に与えられた庭園です。柳沢吉保の審美眼、造園センス、和歌の教養がぎゅっと詰まった庭園です。江戸時代から、江戸の二大庭園としてもてはやされていましたが、庶民にも一般公開されたのは昭和13年のことです。

江戸時代の、美のスタイルを知ることができる貴重な庭園です。

11月末から12月の初旬にはライトアップもされ、幻想的です。

Chao-Wei Juan-IMG_2037_2039 六義園 HDR

17：30

「とらふぐ亭　駒込店」で夕食

お昼を軽くすませたので、そろそろおなかがすいてくる頃です。とらふぐ亭で、フグのコースを食べて、今日の江戸っ子デートはおしまいです。くつろいで、ゆっくりあしを休めながら、国産のフグを楽しんで下さい。

Shigechika AIKAWA-刺身

毎日、急速なスピードで街は開発されますが、まだまだ江戸情緒が残っているところが多い地域です。落語を楽しむように、江戸時代の名残を見つけて楽しむデートも粋なものですよ。

予算　一人あたり10,000円

デートの合計時間　6時間