蕎麦好きの聖地を巡る！江戸っ子のお蕎麦めぐりデート

江戸っ子と言えば、蕎麦屋さんにも一過言あるものです。そんな蕎麦好きならだれでも知っている蕎麦の老舗名店三つをめぐるデートコースです。蕎麦なら、何杯でも食べられる蕎麦好きにも、これから蕎麦に目覚めてみたい人にもお勧めのお店ばかりめぐります。

東京と言えば、蕎麦。江戸と言っても蕎麦です。蕎麦好きが絶対行かなくてはいけない聖地を、蕎麦好きの人もこれから蕎麦好きになる人も一緒に巡って見ましょう。きっと、蕎麦と蕎麦屋の魅力の虜になりますよ。

11：00

JR中央線「御茶ノ水」駅、聖橋口で待ち合わせ。

このあたりは、地下鉄やJRが多く乗り入れていますが、待ち合わせに便利なのは、やはり地上出口のあるJRのお茶ノ水駅です。蕎麦屋は、夜は閉店していることが多いので、11時から行動を開始します。

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11：10

「かんだやぶそば」で、今日の初蕎麦を！

聖橋口から徒歩5分で、老舗のかんだやぶそばに到着です。東京でも指折りの名店ですが、2013年度に情緒ある建物が火災に遭ってしまいました。1年8カ月の休業を経て、再開したやぶそばで、おいしいせいろうそばを頂きます。「そばとろ」を注文して、ここの特徴でもある緑色のお蕎麦と、優しい山芋とろろを味わいます。「せいろうそば」をもう一枚追加してもよいですが、あと二軒行くことを考えて、こころもち軽めにしておきましょう。

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13：00

「室町　砂場　赤坂店」で、今日の二蕎麦を！

東京メトロ千代田線の「新お茶の水」駅から「赤坂」駅に移動します。ここから徒歩2分の「室町　砂場　赤坂店」で、今日の二番目のお蕎麦を頂きます。ここも老舗中の老舗で、赤坂サカス等、近代的な建物の林立する中、一軒だけタイムスリップしたかのような江戸情緒豊かなお店があります。それが室町砂場です。やぶそば系の緑がかったお蕎麦とは異なる、白い「もりそば」が特徴です。それと、このお店の人気メニューの「玉子やき」を頂きましょう。お腹に余裕があれば、温かい「そばぜんざい」をデザートにいかがでしょう。

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15：00

須田町交差点付近をお散歩

東京メトロ丸の内線「赤坂見附」駅から、「淡路町」駅へ移動します。先程訪れたかんだやぶそばの近くですが、この一帯は情緒ある建物が多いので、ちょっとお散歩をします。最近きれいになった神田川などを眺めながら、秋葉原方面をお散歩し、次のお店へ近づきます。

masaru minoya-old restaurant

16：00

本日最後の蕎麦、「神田まつや」へ！

本日最後の蕎麦は、神田まつやで頂きます。こちらもかんだやぶそばと同じく、やぶそば系列で初代が学びました。美食家でも有名な池波正太郎さんも通ったお店としても知られています。ここでは、江戸情緒にどっぷりと浸ることと今日最後のお蕎麦でもありますので、蕎麦通ならではの楽しみ方をします。

初めは、まず、「焼きのり」と「御酒」を熱燗で一合頂きます。焼きのりは、専用の箱で温められながら出てきます。それを頂いたら、次は「そばがき」で、蕎麦本来の味を味わいます。蕎麦はもともと今のように線状のものではなく、蕎麦がきのように練ってゆでられたものでした。蕎麦の香りを味わって、まだ余裕があるようでしたら、温かい「鴨なんばん」を頂きます。

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「かんだやぶそば」と「神田まつや」はどちらもやぶそば系、「室町　砂場」は更科系のお蕎麦と言われています。味の違いをしっかりと味わうために、やぶそばの間に更科そばを挟むコースがお勧めです。二つの特徴を良く比べることができます。蕎麦屋さんはお蕎麦を食べるだけでなく、軽くお酒を楽しんだりする場所でもあります。粋に味わって、粋に楽しんで下さい。

予算　一人あたり7,000円

デートの合計時間　6時間